2010年 08月 26日
肥満細胞腫
犬の病気の一つとして耳にしたことはあったけど・・・・
まさかネロが・・・
だってまだ7歳だし・・・
まだ7歳?まだ?もう??
そう、まだまだ元気印だけど、ネロはもう7歳なんだから、
考えてたよりちょっと早いけど、ありなのかも・・・
ちょっとご無沙汰していたら、思いがけずこんなことになって
ネロは今、闘病中です。
8月14日(土) いつもの河川敷でたっぷり遊んだ日の午後、ブラシ&マッサージ中に
何だか気になるものを発見。
包皮(おちんちん)の片側脇に腫れてるようなところがあって、
触ってみると奥に弾力のあるしこりのようなものがある。
ダンナサン(=ネロッパ)にも確認してもらう。
8月15日(日) 朝イチで病院へ。
とりあえず、針を刺して細胞診を。
この時点では、正直そんなに深刻なものとは思ってなかった。
だけど、検査のためネロを先生に預けて待合室で待っていると・・・
担当の先生ではなく、院長先生に呼ばれて。
「あれっ?・・・・・何か??」
これでサーッと血の気が・・・・この院長先生は“腫瘍”が専門なのです。
ダンナサンと二人で聞いた病名は「肥満細胞腫」。
これは悪性の腫瘍、つまり癌です。
院長先生によると、この腫瘍には特徴があって細胞診で明らかにわかるとのこと。
そのあと色々説明を受けて、一旦また待合室へ。
二人とも落ち着いていたけど、それは実感がわかなかったから。
だんだん頭や胸の中がぐるぐるしてきて、なんだか苦しくなってきた。
どうしてネロが?
何がいけなかったんだろう?
あんなにいろんなこと気をつけてたつもりだったのに・・・
大丈夫だよね?
まだまだいなくなったりしないよね?
こんなことがぐるぐるぐるぐる・・・・
検査が終わって戻ってきたネロをぎゅってしたら涙が出ちゃったよ・・・
血液検査やエコーで確認する限り、現時点では内臓などへの転移は無さそうなこと
にひとまずホッとした。
そして切除手術の前に腫瘍を出来る限り小さくするためにステロイドを使うことに。
ネロの場合、できた場所が悪く、十分なマージン(再発防止に余分に切除する範囲)が
取れないため、とにかく小さくしたいとのこと。
その他、抗癌剤投与の可能性などの話も有り・・・
・ステロイド(ブレドニゾロン)
・抗生剤
・抗ヒスタミン剤
・胃腸薬
この4種類の薬を一週間分もらって家に帰りました。
ステロイドの副作用で、眠気、だるさ、のどの渇きからくる多飲多尿などがあります。
初めの数日はそうでもなかったけど徐々に症状が・・・
ウチの中では特に、とにかくだるそうで動くのが億劫そうなのが痛々しい。
チッコで水分を出すからかウン〇もなかなか出ないし。
それでも、17日(火)夜あたりから腫瘍のまわりの腫れがひいてきた!
あきらかに小さくなったのを見て勇気倍増!!
初めは動揺した私達も、この頃には気持ちを前向きに切り換えることが出来てて、
「絶対に大丈夫!治る!治してあげるからね!!」って。
ステロイドで代謝が良くなってちょっと痩せちゃったの、ボク。
でも頑張って戦ってるからね!
みんなの応援、ありがとう!!
必ず復活するから、待っててね~~
by neromama
| 2010-08-26 23:59
| 病院のこと